“なぜそうなったのか”を学ぶことで、推測する力もつく!
こんにちは。
みゆきさんに英会話を教えている左近場と申します。
今回はみゆきさんが大切にされている「結果と原因を把握する」という考え方と、それを活かした英語の勉強法を紹介していきます。
なぜそうなったのかを把握することで、予測する精度を上げる
わたしがみゆきさんとお話させていただくなかで驚いたことのひとつが、「これから起こることを正確に予測する力」です。
経営者は、常に先のビジョンを描いて、その達成のために必要なこと、課題になることを想定することが必要となります。
みゆきさんはその想定の精度が本当に高いのです!
なぜそこまで高いのか質問したことがあります。
そのときにみゆきさんは「よいときも悪いときも、常に結果と原因を把握してきたから、だんだんとわかるようになってきた」と教えてくださいました。
原因を把握することで、同じ失敗を二度としなくなることや、一度成功したことを再現することができます。
これを繰り返し、積み重ねて、うまくいく予測の精度を上げてきたそうです。
ぼくはみゆきさんからこのお話を教わったとき、英検の勉強をしていたときに勧めてもらった本を思い出しました。
英単語の原因=語源学は、英検にも役立つ
英検1級は試験の性質上、通常ではまずつかわないレベルの超難易度の単語が多数、文中に出てきます。
4つの単語から選択して文章の空欄を埋める問題はみなさまもなじみ深いと思いますが、英検1級に出てくる単語は「4つともはじめて見た単語だ!」なんて事態が普通にあります(笑)
そんな英検1級取得のために勉強するなかで先輩に勧めていただいた本で、“Word Power Made Easy”という語源学の本があります。
知らない単語でも、各パーツの意味がわかれば単語全体の意味を類推、推測することができます。そのための語源学が学べるこの本を勧めていただきました。
たとえば、
introvert:内向的な
extrovert:外交的な
ambivert:外向性と内向性の中間
という3つの単語では、後半に“vert”という部分があります。
これは“to turn”という意味のラテン語“verto”から派生したそうで、前半部分の内(intro-)、外(extro-)、両方(ambi-)を意味する部分と合わさることで単語をつくっています。
こういった各部分の意味を覚えることで、未知の単語の意味を類推して把握できるようになります。
漢字の部首の意味を覚えることで、その文字の意味するところを推測するのと似ているかもしれません。(例:りっしんべん=心。性、忙、情など)
どんな分野であっても、原因を把握してその改善をすること、過去の結果から未来を予測することは重要な考え方です。
資格試験の勉強でも結果を受け止め、その結果に至った原因を明確にしていくことで、どんどん合格に近づきます。
うまくいく考え方は、経営でも、勉強法でも共通しているなと気づいた左近場でした!