「頑張れ」といえば「グッドラック」だと思っていませんか。
こんにちは。ベンジャミンです。
このころは風邪をひく友人が多いのですが、みなさまはお元気でしょうか。
みゆきさんは、「経営者は体調管理も仕事のうち」とよくおっしゃるので、ベンジャミンはかなり体調管理に気をつけています。
とはいえ、みゆきさんは、体調を崩した友人や仕事仲間には優しく接されますし、励ましやコミュニケーションもひんぱんに取っていらっしゃいます。
「励まし」といえば、今回のテーマは「頑張れ」です。
一般的に「頑張れ」といえば、「Good luck.」のイメージではないでしょうか?
今回は「Good luck」以外で新しいフレーズをご紹介します。
「足を折る」で「頑張る」とは?
「Good luck.」以外にも、相手を応援する言葉はたくさんあります。
たとえば、
「Break a leg.」
という言葉も、「頑張ってね」という意味を持っています。
直訳すると、「足を折ってしまえ」という意味のため不吉なように思えます。
しかし、一説によると、お芝居がカーテンコール(終わりのあいさつ)のとき、役者が足を曲げて深々とおじぎできるくらい観客が喜んでくれたらいいね、と舞台関係の人たちが言いはじめたのがきっかけだそうです。
「足を折る」ことが喜びにつながる場合も、あるんですね!
「Break a leg.」と「Good luck.」どちらがよくつかわれるの?
「頑張れ」という表現を「Break a leg.」と「Good luck」の2とおり紹介しました。
結局、どちらをつかえばいいのでしょうか?
正解はありません。
ただし、人によってつかいわけるとよりよい表現になるでしょう。
「Break a leg.」の意味を知らない人は、せっかく励ましの言葉として声をかけてもらっても、「足を折れなんて、なんてことをいうんだ。」なんて誤解してしまいますね。
対して、普段から「Break a leg.」をつかっている人に対してつかうと、「おまえ、わかってるじゃん!」とより信頼関係が深まるかもしれません。
特に、アメリカ人は「Break a leg.」のほうを好んでつかうそうです。
みゆきさんからは「自分がどう伝えるか」ではなく、「相手にどう伝わったか」が大切だと教えてもらいました。
コミュニケーションは人によって違うもの。正解も不正解もありません。
相手にどうやったら伝わるか、考えながら工夫していくのが語学のおもしろさのひとつです!