毎年2月に開催!名優のスピーチから英語力を強化!
どうも、みゆきさんの英会話講師を担当している、ちゃぷちぇと申します。
先日(日本時間:2/25)に、第91回アカデミー賞が発表になりました。
みなさまはご覧になったでしょうか?
映画が好きな人なら昨年の映画を総括するうえで非常に重要なイベント。
生中継のテレビにかじりつく方もいらっしゃるとは思いますが、日本人が賞を取ったかどうかのみ、知りたい方も多いのではないでしょうか?
しかし、このアカデミー賞。
英語を学ぶには絶好の機会のひとつなのです。
今回は、アカデミー賞のスピーチの魅力を、英語を学ぶという視点から紹介します。
スピーチはコンパクトにまとまっていてわかりやすい構成!
アカデミー賞は単なる受賞者の発表ではありません。
受賞者のスピーチや歌曲賞のライブなど(今回はレディー・ガガがパフォーマンスを行いました。)、徹底的にショーアップしたイベントなのです。
スピーチも、単なるお礼や感謝にとどまらず、人種や社会に対する主張も踏まえた内容で、聞きごたえは抜群です。
ひとりあたり3〜4分と非常にコンパクトな時間のなかで起承転結があるため、初心者でもわかりやすい構成になっています。
全文の対訳が参照できる!
アカデミー賞スピーチのもうひとつの利点は、スピーチの全文を日本語に訳したニュースが比較的簡単に見つかることです。
ただ聞くだけでは、知らない単語でつまずき、結局「わからない」で終わりがちになってしまいます。
全文を参照しながら英語を聞くことでスピーチの大枠を理解できます。
この「英語の大枠を理解する力」ほど、日本人が苦手としていて、かつ体得しにくい力といえます。
日本人が学生のときに学ぶ英語の授業では、一言一句の忠実な訳を求められることが多かったのではないでしょうか?
正確な英訳も、ときには必要ですが、スピーチの英訳は目的や流れを理解したうえで成り立つものです。
特に、英語のスピーチは話の目的がわかりやすく起承転結がはっきりしているほど好まれる傾向にあるため、「大枠を理解する」ことで文章ひとつひとつが理解しやすくなります。
まずは訳を見ながらスピーチを聞き、だんだんと訳を見なくても理解できるようになれば、あなたの英語力は確実に向上しているでしょう!
ポジティブな言葉が詰まっている
アカデミー賞スピーチの最大の魅力は、なにより受賞者が生で発した、ポジティブな言葉が詰まっていることです!
受賞者は当日、発表されるまで本人には伝えられません。
発表後、受賞した興奮が冷めやらぬままにスピーチに突入します。
思わぬサプライズ受賞に驚く人。
長年取りたかった栄冠にようやっとたどり着き、万感の想いをこめる人。
自分が選ばれた意味を理解し、社会へメッセージを送ると決めた人。
いずれも感謝と作品への愛情を述べ、自分のことばで話す人ばかりです。
事前に考えられた文章や英会話のレッスンテープでは決して表現できない、受賞者の率直な気持ちが反映されたスピーチは、生の英語を聞く絶好のチャンスです。
ぜひ一度はスピーチを聞いてみて、英語が本来もつ魅力に触れてみてください!
まとめ
いかがでしたしょうか?
アカデミー賞のスピーチは動画サイトで簡単に見られます。
映画好きの人なら自分のお気に入りの俳優や監督のスピーチに耳を傾けるもよいと思います。
逆に、スピーチから興味を抱いた映画を観るのもおもしろいかもしれません。
楽しんで、英語を学んでいきましょう!
では、次回をお楽しみに!